電子書籍の比較はいらない Kindle最強

こんにちは、Draです。

皆さん、電子書籍は活用していますか?私はガンガン使っています。
別に、電子書籍信仰というわけでもないです。基本は電子書籍ですが、必要に応じて紙媒体も利用しています。

そんな私が、もし電子書籍を選ぶならKindleしかありえないよ、という話をしたいと思います。
ブログを開設したのが最近なので「今更」な話なんですが、本当はKindleが出た直後に書きたかった記事です。

「電子書籍」がブームになりだしてから数年くらい経ったでしょうか。
当時はKindleを発端に、わっとサービスが増えましたね。

当時から、私はKindleしか選択肢はない、と思っておりました。
比較サイトなどもありますが、残念ながら比較する程価値のある他サービスは無いと言っていいです。

なぜAmazon Kidleが最強なのか、一つ一つ解説します。

電子書籍というサービスはいかにコンテンツを引き込めるかが重要

当たり前ですが、 コンテンツの量は重要です。
ある出版社が提供するような電子書籍サービスは、自社の本しか扱わないので論外です。
Amazonの場合は様々な出版社を扱っており、さらに言えば自社の電子書籍サービスも行っているのでコンテンツの量では圧倒です。
そもそも、Amazon自体が最初の頃は本をメインに扱っていたサービスですから、本の販売においては他の追随を許さない領域にあります。
一部の出版社はよくわからない、人気のない本もカウントに入れて〇〇本達成!として宣伝していましたが、Amazonのように実用範囲でKindle化しているサービスはなかなかないでしょう。

サービスの終了=電子書籍が読めなくなるリスクがある。が、Amazonにそのリスクは無い。

サービスを終了されると購入者はどうすることも出来ません。ローカルに保存しておけばその後も見られる様にはなるかもしれませんが、電子書籍のメリットの一つでもある「いつでも好きな時にネットからダウンロード」が出来なくなりますね。例えばスマホを使われている場合、スマホを買い換えたら読めなくなる可能性大です。

電子書籍サービスを選ぶときには「撤退しなさそうな土台」が求められます。
何度も書きますがAmazonは本を売って成長した企業ですので、本を売ることに関して妥協はありません。
そしてもう一つ考えなければいけないのは、Amazonは「アメリカ」の企業だということです。基準はアメリカで考える必要があります。
あの国は都市部ならともかく、地方になれば物が行き渡らない場所が多いので、ネットを使ったサービスは必須です。そういった事情から、Kindleは初期のころから圧倒的評価を得ていました。
母体のアメリカで支持を受けているのであれば、Amazonとしては他の国でもプッシュしない手はありません。
アメリカで電子書籍が廃らない限り、絶対に撤退はあり得ません。日本からの撤退についても同じく心配はありません。まだ人口が1億以上いる国です。落ちたとはいえGDP3位です。マーケットとしては大きいので、日本だけ撤退だなんてありえません。
現在も読み放題サービスといったサブスクリプションを初めてますますの勢いを感じます。

マイクロソフト 電子書籍サービス終了
https://support.microsoft.com/en-us/help/4497396/books-in-microsoft-store-faq

マイクロソフトのような大きな企業でも撤退するような業界ですから、企業力、というより本を売る「土台」が超重要という話です。そもそもマイクロソフトやってたんですね。全然知らなかった。

Amazonは電子書籍「サービス自体」を売っている。一部は「ハード」を売るための手段としている。

まず前提として 電子書籍では「サービス」が重要です。端末側はハッキリ言ってどうでもいいです。お好きなのを使いください。私は一応Paperwriteも持っていますが、普段スマホやPCで読んでいます。

そもそも論としてみなさん、なぜ本を買うのですか?紙が欲しいのですか?違いますよね、書かれている「情報」が知りたいのです。本の本質は情報です。
(一応言っておきますが、本自体の収集を否定しているわけではないです)
電子書籍は今まで「本」という紙媒体でしか獲得出来なかった「情報」を、「ネットを介してどこからでも見られるようになった」、というのが大きな改革です。
言い換えるなら、電子書籍は本の情報をネットに繋げたんです。
だからビジネスモデルとして、ハードに縛られてはいけないのです。最近は是正しつつあるようですが、SHARPの端末「GALAPAGOS」の様にサービスではなく端末側をプッシュする企業は、電子書籍サービスを提供する企業として「ズレ」ています。

Amazonは電子書籍「サービス」を売ることをメインとしています。Kindle Paperwriteという電子書籍端末も販売していますが、決してこれを売って儲けるのがメインではありません。端末がよくセールされているのはそのためです。
しかしSHARPは違いました。IOS解禁などサービス側へシフトしつつありますが、まだ「製品」を売ることをメインとしている企業です。製品を売ってなんぼという考え方です。
ソニーも電子書籍サービスを提供していますが、同じと思ってよいでしょう。Reader Storeを覗いても、ビジネス書など他のジャンルがカテゴリ欄からして少ない印象です。とても「サービス」を売ることに力を入れているとは思えません。こんなのを見ると撤退のリスクも考えてしまいます。

この二つの考え方はビジネスモデルにおいて大きな差があります。
GAFAの様なアメリカの強い企業は前者です。 彼らはサービスで儲けるために物を売っています。
日本企業は後者が多いです。 彼らは物で儲けるためにサービスも売っています。
これ以上の話は脱線してしまうので、この辺りのビジネスモデルの話はいつか他記事で書いてみたいと思います。

Kindle リクエストが強すぎる

現在電子書籍されていないどの本でもリクエストを送ることが出来ます。
出版社が電子書籍化選ぶのではなく、ユーザが選べるのは強力です。

出版社が応じるかどうかは別の話ですが、誰かがリクエストすることで本のKindle化は進むでしょう。

私は読みたい本がKindle化されていない時は、とりあえず紙媒体の本を購入しますが、そういった場合は必ずKindleリクエストを送るようにしています。
これで将来、誰かがKindle版を購入出来れば嬉しいですね。皆さんもガシガシ送ってください。

まとめ

  • Amazonは根本的な土台力が違う。
  • Amazonとそれ以外では電子書籍サービスを売る企業として「ズレ」がある。
  • ユーザが電子書籍化を希望・選択出来る。

仮に〇〇サービスじゃないとこの本が読めない、と言われても考えは変わらないと思います。日本は流通がしっかりしている国ですから、必要に応じて紙媒体で読めばOKです。一部の本のために、将来的な撤退リスクを我々が負う必要はありません。

以上が、私が考える電子書籍を選ぶならAmazon Kindleが最強という理由でした。