今回は、ポケモン最新作の『ポケットモンスター スカーレット』そして『ポケットモンスター バイオレット』のDLコンテンツである『碧の仮面』の評価について紹介していきたいと思います。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』
昨年の終わりに発売されたポケットモンスターシリーズ最新作のゲーム『ポケモン スカーレット・バイオレット』。今までのシリーズとは異なった多くの新要素が追加されており、多くの層の注目を浴びた人気作品。その売り上げは今年の3月時点で全世界累計2210万本を記録しています。発売され1年もたっていない本作ですが今月の13日に待望のDLコンテンツ(ダウンロードコンテンツ)が配信されました。
DLコンテンツである『ゼロの秘宝』は前編と後編に分かれており、現在配信されているのは前編の『碧の仮面』です。ストーリーの他にも新たなポケモンの追加、そして皆さんも良く知っている旧作のポケモン達が登場します。
DLコンテンツの内容
現在配信されている「前編・碧の仮面」では、主人公は毎年他校と合同開催される「林間学校」のメンバーに選ばれ、「キタカミの里」へと向かうところから始まります。
今回の舞台となるキタカミの里は、大きな山がそびえ立ち、田んぼやりんご園など、のどかな自然が広がっている山の麓に人々が暮らしています。パルデア地方とはまた違ったのどかさがいい味を出しています。そしてこの時期になるとキタカミの里の村では、お祭りが開催され多種多様な屋台が出店されて賑わいを見せます。主人公は道中で個性的な人や新ポケモンと出会い、冒険しながらこの村に伝わる昔話を紐解いていき、その
新たな拠点の「スイリョクタウン」
「前編・碧の仮面」で林間学校の拠点となるのは「スイリョクタウン」。
この町の中心には、地元の人々が集まって雑談をしたり、村の交流の場である公民館があります。他にも、昔懐かしい駄菓子屋さんのような売店や、あたり一面に緑豊かな田園風景が広がっています。
公民館の他にも、村から少し離れたところには「ともっこプラザ」と呼ばれている小さな公園があります。そこには、昔この町を救ったと言われるポケモンで、村人が親しみを持って「ともっこさま」と呼んでいるイイネイヌ、マシマシラ、キチキギスの石像が置かれています。村を東に進むと、「オモテ祭り」というお祭りが開催される「キタカミセンター」に辿り着くことができます。お祭りには欠かせない焼きそばやりんごあめなど、皆さんもご存知の屋台が連なっており、年齢など関係なく子供から大人まで楽しめるお祭りになっています。
キタカミの里を探検
林間学校での最初の課題として、キタカミの里の歴史を探検するオリエンテーリングへの参加を言い渡される主人公。このオリエンテーリングでは、他の生徒と共に里に伝わる昔話が書かれた看板を探します。これらを読み解いていき里に伝わる歴史を紐解きながらこの里の謎に迫っていきます。
道中には個性的な新登場人物の登場するサブストーリーも
今回の『碧の仮面』では癖の強い個性的な新キャラクターが何人か登場します。そのなかの一人「サザレ」は、ポケモンの写真を撮りにキタカミの里に訪れていた写真家です。サザレの目的とするポケモンの写真を撮るために、キタカミの里の人もめったに立ち入らないとされる「とこしえの森」へと足を踏み入れます。
メインイベント「鬼退治フェス」
「鬼退治フェス」と呼ばれるこのイベントは、キタカミの里に昔から伝わる催しもので、ポケモンにライドし、風船の中に入っているきのみを集め、きのみ台まで運ぶという遊びです。きのみを集めると、能力値の基礎ポイントを高めてくれる「もち」や、逆に基礎ポイントをリセットする「まっさらもち」が報酬としてあります。どんな報酬がもらえるかは、プレイして確認してみてください。ちなみにこの「鬼退治フェス」はインターネット通信やローカル通信で、最大4人でのマルチプレイで同時に遊ぶことができます。競い合うのではなく、共に協力して高難易度のレベルに挑戦してみてください。
新要素の追加
ポケモンの可愛いしぐさや、他のプレイヤーと一緒に記念として写真も撮れる機能として本作でも大人気の「撮影機能」。そんな撮影機能の新要素として、今回のDLコンテンツでは「ロトりぼう」と呼ばれる自撮り棒のようなものを入手することができます。今までよりもさらに広い画角で撮影できるので、仲間やポケモンと一緒に写真を撮るのに便利です。今まで以上に写真を撮っていきましょう。
合図
写真を撮りたいけどポケモンが動いてしまう、もっといいアングルで取りたいと思っているプレイヤーにぴったりの新要素、それが「合図」です。フィールドで連れ歩いているポケモンに合図を出せば、ポケモンがその場で待つように。これでさらに多くのアングルから自分のポケモンの写真を撮ることが可能になりました。果たしてポケモンにもベストアングルなるものが存在するのでしょうか。
好評
今回のDLコンテンツは多くのプレイヤーから高評価を得ており、後編への期待も高まっているようです。ボリューム的には決して大きなものではありませんが、今後さらに多くのDLコンテンツが来ると考えられるのでそこにも注目です。
ゲームボーイアドバンスの頃からポケモンをプレイしている筆者からすると、やはり新ポケモンの少なさは気になってしまいます。年々減ってしまうのはしょうがないことですが、欲を言えばもう数十体は欲しいところです。皆さんはどう思いますか?
まとめ
今回は大人気の』のポケモン SV DLC「ゼロの秘宝」の前編「碧の仮面」の評価について紹介しましたがいかがでしたか。今後のさらなる追加情報などにも注目していきたいところですね。