オリンピックの公式種目のひとつとして、正式に認定される日も近いと言われているeスポーツ。スポーツの新しいジャンルとしても認知されるようになってきました。
そして現在、世界中のどこかでeスポーツの大会が開かれ、人気を集めています。2023年6月にシンガポールで開催された、第1回オリンピック・eスポーツ・ウィークでも、約50万人の参加者と、600万回以上のライブ番組視聴が記録されており、eスポーツの影響力の大きさを改めて世界に知らしめることとなりました。こうしたeスポーツは、最近話題のオンラインカジノでもラッキーニッキー 入金不要ボーナスなどを利用して楽しめると人気を集めています。
そして、昨年末には2026年開催予定の、eスポーツオリンピックの招致に向けて、日本が名乗りを上げたことが発表され、注目を集めています。
eスポーツの人気
eスポーツとは『エレクトロニック・スポーツ(Electronic Sports)』の略称で、電子機器を用いて行われる競技、またはスポーツそのものを指しています。つまり、かつて日本でも格闘ゲームが大流行し、子供も大人も夢中になって遊んだ時代がありましたが、そうしたビデオゲームやコンピューターゲームで行われる対戦そのものが、今日では一種の『スポーツ』として認められるようになったというわけなのです。
このように、オンラインやオフラインでのゲームを介した対戦も、今は世界規模の大会として開催されるようになりました。そして、こうした流れを受けて、日本国内でも2018年には一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)が設立されることとなったのです。
驚異の市場成長率
こうしたeスポーツの人気は、市場の成長にも如実に表れており、日本国内のeスポーツ市場規模は、2019年で推定61億円だったのが、わずか3年後の2023年には125億円に達しました。この傾向は今後も続き、2025年に向けて市場規模は年平均20%を超える成長率で拡大することが見込まれています。また、世界的に見てもeスポーツ市場規模は、2024年には21億1,000万米ドルと推定され、2029年までに52億7,000万米ドルに達するとも予測されています。
国際オリンピック委員会も注目
こうした、めざましいまでのeスポーツ市場の急成長には、ビジネス業界からのみならず、スポーツ業界からも熱い視線を集めています。なかでも国際オリンピック委員会(IOC)は、早くからeスポーツの可能性に注目しており、早い段階からオリンピックの公式競技として取り入れることを検討し続けてきました。
昨年開催された第1回オリンピック・eスポーツ・ウィークが高評価を得たこともあり、その動きは加速。そうしたなか、国際オリンピック委員会が新設を検討している「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」について、日本に2026年大会の開催を打診していることが報道されました。急速に発展するeスポーツの分野で、これからの日本の立ち位置を左右する分岐点になる可能性もあり、日本側での開催可否が検討されています。